全日本博物館学会第50回研究大会 【研究報告】オープンデータを活用した博物館データベース『Sugoroku.com』のこころみ

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登壇者:中林 寿文

理事の中林が「全日本博物館学会 第50回研究大会」にて「オープンデータを活用した博物館データベース『Sugoroku.com』のこころみ」の研究報告を行いました。

遠隔地の博物館・類似施設や史跡等の訪問時には近隣に同様の主題を持つ館や関連史跡など興味関心を惹く施設(Point Of Interest / 以下、POI)がある場合も多いが、事前に網羅的に情報収集するのは容易ではなく、これを改善できればより良い見学計画を立案でき有用である。そこで、オープンデータを活用したスマートフォン向け博物館データベースアプリ「Sugoroku.com」(URL同じ)の構築・提供を自社CSR(企業の社会的責任)活動として行うこととした。2022年2月から無料提供しており、2024年5月時点のバージョンでは約36万件のPOIを収録している。この活動を続ける中で得られた、オープンデータを活用したシステム構築の知見を報告する。